2011年06月18日

百日の時が流れ…

大切な人が亡くなると、
仏教ではその供養として
様々に「仏事」「法事」を執り行う。


そんな一連の供養の時として
百日目、百ヶ日法要のことを
卒哭忌(そっこくき、そっこうき)と呼ぶ。

「卒」は卒業のごとく、終えるということ。
「哭」は慟哭=大声をあげてなげき、泣くこと。
であるから、(哭)泣くことを(卒)終え、
新しい気持ちになりましょう…ということであるのだが。


東日本大震災から今日で百日目。
死亡者数は15,451名。
未だに7,692名の人々が行方不明の状況であり

夕方のニュースでは、ご遺族が
「いつまでも悲しんでいたのでは、亡くなった人も
喜ばないであろうから、気持ちを整理して、何とか
前向きに切り替えていこうと思います。」と語っていたが
真意は、「卒哭」の時にはほど遠いであろう。


「時間は、あの日、あの時で止まったままです」
という言葉を耳にしながら
人の世の無常をあらためて思い

ふと、蕪村の
「散りてのち面影に立つ牡丹かな」の句が浮かぶ。


いつの日か、大切な人との思い出とともに
歩み始められる時が訪れますよう、祈るばかりです。


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この記事へのコメント
こんにちは。
中日映像出版の岸と申します。初めてブログ拝見いたしました。社長のブログを昨日のフュネラルビジネスフェアで検索して拝見しました。そしたら葬儀屋かず君のブログに目が行きました。
僕もブログをやっています。僕もアラ還です。
アラ還でブログを書いている人に遭遇したのは初めてです。
含蓄のある素敵なブログです。
これからも、読者の人たちを楽しませてください。
Posted by 岸邦晴 at 2011年06月30日 17:32
  岸邦晴 様

  はじめまして。
  ブログをご覧くださりありがとうございました。
  最近、ブログ更新に時間がかかり、
  「かず君、どうしとるだあ!」と
  心配していただいているようですが、
  アラカン、マイペースで歩んでおります。
  
  今年もあっつい夏到来のようですなあ。
  岸様もご自愛され、ご活躍を…。
  
  
Posted by 葬儀屋かず君 at 2011年06月30日 23:47
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